過去の記事:2019年11月

武術の型で「ぶつからない力」を体得する方法

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 心水会
2019年11月24日

古伝體術の中野です。

武術の特徴として

「ぶつからない力」

「吸収する力」

「調和すること」 などがあります。

これを「型稽古」にて修得していくのが古伝武術の魅力だと 思っているんですが、どのようにして稽古していったら そうなるのかって疑問に思う人は多いと思うんですね。

私もかなりさ迷いました。

で、「抜き」の技法を教えてくださる方と出会ったことが きっかけで、型稽古で 「ぶつからない」「吸収する」「調和する」 などといった武術的技法を修得する方法がなんとなくわかる ようになってきたんですね。

主に関節部分を主体とした「抜き」の技法によって、肉体同士が「ぶつからない」ということから、それが発展して意識同士がぶつからないといった「調和する」という感覚を実感出来る ようになりました。

そのことへつながる手助けとしてイメージングがあります。

 

動画では、三戦の型における「腕受け」の部分を行っています。

その時に、自分の腕の動きと一緒に周辺の空気が「ブワァ〜」 と動くことをイメージしてあげるんですね。

そうするとによって、「調和する世界が動くようになる」…… あっ、これはあくまで私の感覚なので正しいとか間違ってる とかはわかりません(笑)

でも、これを訓練することによって確実に「内面の感覚」が 増している実感がありますので、的外れではないと思います。

目には見えない世界のことだし、計測機器があるわけではないので、数値としては表せませんが確実に「なにか」が作用するようになるんですね。

次回はこの見えない「なにか」について、私なりに推察してみたいと思います。

あなたも是非、この味わい深く素晴らしい「型の世界」を一緒に楽しみませんか!

武術の型の稽古方法や応用のさせ方などについての疑問やご質問、または古伝體術についてのお問い合わせ等は、こちらからご連絡いただければと思います。

今回も最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。

 

 

 

剣術も柔術も同じ体捌きだということ

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 心水会
2019年11月19日

古伝體術の中野です。

「剣道と柔道」

現代は別々の武道として発展しております。

剣道も柔道もそれぞれに競技として洗練されていて、柔道はオリンピック競技にもなり世界の「JUDO」として展開しています。

それはそれで純粋に良いことだと思います。 

元はといえば柔道は柔術から、剣道は剣術が母体となっており、本来は柔術も剣術もどちらも同じように修行していくのが、過日の侍の姿であったと思います。

勿論、人によって剣術が得意であったり柔術が得意であったりはあったと思いますが、どちらも同じように修得していたのではないかと思います。

それがどうして可能だったのか。

そこに根本原理(根理)が同一の身体操作を用いていたからだと考察しております。

動画では剣術の体捌きを用いて投げ技へとつなげています。

柔道のように組んでからの投げを行っておりますが、剣術の「袈裟斬り」の体捌きを応用・発展させて投げへとつなげております。

ここでやっていることが過日の侍たちが行っていたことと同じかどうかはわかりませんが、少なくとも剣術と柔術(體術)を同じ体捌きで用いることは出来ています。

このようにして同じ体捌き、つまり心身の運用システムを学習していくのに最適なのが「型稽古」となるんですね。

あなたも是非、この味わい深く素晴らしい「型の世界」を一緒に楽しみませんか!

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今回も最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。

 

 

手から動かす感覚でカラダを一体化させる

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 心水会
2019年11月05日

古伝体術の中野です。

まずこちらの動画をご覧ください。

 

上段に構えた木刀が振り落とされるのに対して、正座した自分は手先から伸ばすようにして立ち上がってかわしていく。

単純な動きの中に、有意義となる要素が散りばめられているこの対人稽古を真似させていただきました。

 

実際にやっていただくとわかりますが、足の力で立ち上がろうとしたら(地面を蹴る動作)、まず間に合わずに斬られてしまいます。

 

そこで、日野先生が仰られているように、手先から動かしていく感覚でカラダ全体が引っ張られるような感じで立ち上がります。

この方が速く動けますし、カラダ全体が一体化して動くようになるんですね。

もうお気づきになったかもしれませんが、単独型を稽古する時にも、この手先から動かす感覚を用いて練習していくんですね。

動画の中では形意拳の崩拳の動作を、その感覚で動いた場合とそうでない場合とでの違いが、相手の反応で明確に表れております。

ここで間違えていけないのが、手先から動くといっても手先だけいくら速く動かしても、相手に作用させるような状態にはなりません。

あくまでも、手先から動かすことによってカラダ全体が引っ張られる感覚が形成されているということが重要となります。

なぜならば、それが形成されたことによる「心身が一体化された動き」が相手に作用するようになるからです。

その動きを形成し、熟練させていくのには「型稽古」という方法を用いるのが最適なのではないかと思っております。

自分自身を一体化、つまり調和させることが、場や相手との調和、もっとマクロな視点にしていくと「宇宙との一体化」というものへつながっていくのだと少しづつですが、ようやく実感できるようになってきました。

あなたも是非、この味わい深く素晴らしい「型の世界」を一緒に楽しみませんか!

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