過去の記事:2019年9月

三尖相照を意識する

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 心水会
2019年09月20日

古伝體術の中野です。

 

中国武術に「三尖相照」という言葉があります。

これは、簡単に説明すると 「手先  足先  鼻先」の三点の位置が一直線上に揃うことによってパワーが放出されるという秘訣を伝えています。

こちらは剣術の構えにおける「三尖相照」を意識した構えになります。

実際には、足や膝の向きなども関わってくるのですが「三尖相照」を合わせることによってエネルギーが出るようになります。

下の動画では「三尖相照」が合っている状態とそうでない状態での違いを試しています。

当然、合っている状態では相手を崩すことが出来るようになりますが、それがズレていると崩すことが出来なくなります。

 

つまり、この「三尖相照」を意識した型稽古を繰り返し繰り返し訓練することによって、エネルギーが出る状態を心身に覚えこませていくんですね。

そうすることで、武術に必要な「貫通する力」「吸収する力」「場との調和」などが養成されてくるのです。

ちなみに最後は、空手などの組手における構えでの「三尖相照」を用いた構えをとってもらっていますが、これも一致することによってエネルギーが生じています。

またこの「三尖相照」については他の機会でも色々ご紹介していきたいと思います。

 

武術の型の稽古方法や応用のさせ方などについての疑問やご質問、または古伝體術についてのお問い合わせ等は、こちらからご連絡いただければと思います。

今回も最後までご覧くださりありがとうございます。

 

 

なぜ型稽古なのかということ

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 心水会
2019年09月04日

古伝體術の中野です。

さて、今回のタイトル「なぜ型稽古なのかということ」について、色々と語ってみようと思います。

まず、動画をご覧になってください。

動画の最初では、お互いに腕相撲をやるみたいに両手を組んでもらって片方が崩すことを試みます。

通常はチカラの衝突が起こってしまいますが、空手の三戦の型における「引き手と突き」の動作の応用で相手のカラダごと崩すことが出来るようになります。

その後の、縦に連なった複数人を押し込んで崩すという動作も「引き手と突き」の応用で可能となります。

なぜ様々な武術に「型」が存在するのかという理由について、私の経験と実体験に基づいた解釈をすれば、武術に必要とされる「衝突しない力」「吸収する力」などといった「調和する世界」へとつながる心身の運用システムを造りあげるのには「型稽古」が一番最適な方法だと思われるからです。

それによって、動画で行っているような技術が出来るようになってきます。それらを可能とする「型稽古のやり方」について、古伝體術ではお伝えさせていただいております。

武術の型の稽古方法や応用のさせ方などについての疑問やご質問、または古伝體術についてのお問い合わせ等は、こちらからご連絡いただければと思います。

今回も最後までご覧くださり、ありがとうございます。

 

 
 
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