過去の記事:2019年7月

空手・三戦の「中割れ」の動作を応用して入る

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 心水会
2019年07月28日

古伝體術の中野です。

私がこのブログでお伝えしていることのテーマとして

「内面のエネルギー」

ということがあります。

この目には見えない「内面のエネルギー」は信じる信じないに関わらず、確実に「ある」ものなので、これを養成し活用出来るようになるのが武術の目的の一つではないかと思っています。

今回の動画では「相手を腑抜けの状態にして入る」ということについて、空手・三戦の「中割れ」の動作を例に出して説明しています。

なのですが、これは「中割れ」の動作だけが特別を意味を持っているということではなく、空手の基本動作「突き手と引き手」これひとつでも意識的に行うことによって、内面エネルギーを導き出すような「型稽古」となり、質的変換を起こすことが可能となります。

もちろん、このことは空手だけではなく、中国武術や日本の古武術に伝承されている「型」、どの型を用いても方法論さえ間違えなければ同じように「内面エネルギーの養成と活用」へとつなげることが可能となるのです。

その内面エネルギーを導き出すのに、最初に重要となるのが型稽古における「外形の正確さ」ということになるのですが、これについてはまたの機会に説明したいと思います。

今回も最後までご覧くださりありがとうございます。

 

 

氣剣体一致を創りあげる

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 心水会
2019年07月24日

古伝體術の中野です。

「氣剣体一致」剣術や剣道など、剣を扱う武術にとっては当たり前のように目や耳にする言葉ではないかと思います。

ですが、この「氣剣体一致」って実際にはどのような状態なのでしょうか。

私が思うに、氣剣体一致させる為には「刀を手で扱わない」ということです。

「手で刀を持って操作するのに手で扱わない?なんだそれ?」

このような疑問を持たれたかもしれないですね。わかり易く説明しますと、手で刀を扱わないというのは、

~自分本位で刀を振り回さない~

ということになります。

ちょっと想像してもらえるとわかると思いますが、自分本位で刀を振り回さしてる状況というのは、刀との一体感はまず感じられないかと思います。

まさに、自分と刀が分離した状態ですね。

それを、刀をギュッと持たずに添えるような手の感覚で扱ってあげるのです。それに胸や肘、股関節に膝などの主に関節部分に抜きをかけた動きで刀を動かしていきます。

このように意識して型稽古していくと、刀と自分が分離せずに一体化して動くようになっていきます。

動画ではそのことを説明しています。

更に、その動作に意念(内面のエネルギーつまり氣)を加えて訓練していくことによって「氣剣体一致」の状態となってきます。

こうしてゆっくりですが、確実にそのような状態を創りあげる為に最適なのが、型稽古ということになるんですね。

今回も最後までご覧くださりありがとうございます。

 

 

含胸抜背の姿勢が教えてくれるもの

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 心水会
2019年07月22日

古伝體術の中野です。

中国武術でよくみられる「含胸抜背」という姿勢をあなたは知ってますか?私がこの姿勢のことを知ったのはかれこれ30年程前、当時、週刊少年サンデー誌において連載されていた「拳児」という中国武術を題材とした漫画の影響で、中国武術の専門誌等を読むようになった頃でしょうか。

この姿勢は胸にヘコミをつくることで背中と胸にまるみを生じさせることが特徴となります。猫背のような姿勢となるので正直、見栄えはよくありません。その後、実際に中国武術(八卦掌)を習うようになり、この姿勢を自分でもするようになるのですが、何でこんな猫背でカッコ悪い姿勢をするのかはハッキリとした解答は得られないまま、とりあえず練習してたような思い出があります(笑)

しかし、後に戴氏心意拳を学習する機会に恵まれ、戴氏心意拳の身法の特徴である尺取虫のような動作、そしてこの含胸抜背の姿勢が強調された型を学んだ時に、かつて学んだ八卦掌の姿勢や歩法、そして戴氏心意拳の身法や歩法が少しずつリンク仕出したことがきっかけで、含胸抜背の姿勢の意味というものを理解出来るようになりました。

その理解の一端として、この含胸抜背の姿勢が相手の力を無力化させるための第一歩となる、ということがあります。それを内面の作用などへつなげることが出来るようになるとどうなるかということを、今回の動画では説明しています。

通常のぶつかり合いではお互いの力がまさしくぶつかり合ってしまいますが、含胸抜背の姿勢から得られる内面の作用で、相手の力を無力化させていることを体感してもらっています。

今回も最後までご覧くださりありがとうございます。

 

 

僅かな差が大差となる

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 心水会
2019年07月20日

古伝體術の中野です。

本日のタイトル「わずかな差が大差となる」

この意味についてわかり易く説明してくださっている方がいらしたので、よかったら参考にしてみてください。

https://note.mu/koushikagawa/n/n95a4f72b5e48

スタート地点から分度器で1度のズレが生じると、1メートル先では1.74センチのズレが生じるだけですが、もし、月からスタートした宇宙船が目的のラインから1度ズレてそのまま進んでしまうと、なんと地球五個分もズレてしまうそうです。

つまり、最初はわずかな差であっても遥か未来でとんでもない差となってしまうということなんですね。

このことは型稽古にもいえることであって、わずかなイメージをしっかりと認識するかしないかによって、その後の結果に絶大な差が生じるということなんですね。

古伝體術では、意拳の摩擦歩を元にした「龍成歩」という訓練法があります。これも「仮想の正中線の合わせとズレ」というイメージを、わずかでも認識するかしないかの「差」によって、その後に内面の作用を使えるかどうかということへの違いへとつながってくるんですね。

動画ではそのことを説明しています。

古伝體術ではその「内面の作用」が使えるようになることを目的とし、その為の型稽古のやり方をお伝えしています。

今回も最後までご覧くださりありがとうございます。

 

 

武器は手の延長となるために

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 心水会
2019年07月17日

古伝體術の中野です。

「武器は手の延長」って武術の世界ではよく聞く言葉ではないかと思います。

当たり前のことなんですが、手の先に武器がくるんですね。
その手の先にある武器を「延長」させる為には、まずは自分自身がつながっていないとその状態にはなりません。

自分の動きがバラバラであったり、つながりがない状態では「武器は手の延長」になることはありません。

そのようになる為に、正確な型稽古が必要となってきます。
剣の持ち方から肘のシメ、剣を下ろす位置などなど、こと細かに注意して稽古を重ねる必要があります。

もちろん、最初から全ての要点を体現させることは無理なので、出来ることから少しづつ訓練していきます。そういった積み重ねをやっていくことで、必ず「武器は手の延長」といった状態になるんですね。

その為には武器と自分が一体になる動きを追究していきます。

それを可能とするのが、胸や肘、股関節や膝などの、主に関節部分をゆるめることで、カラダがつながる感覚を認識することから始めていきます。

今回も最後までご覧くださりありがとうございます。

 

 
 
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